色、いろいろ - 色彩心理学からファッション、調査・分析、雑学まで、色の意味や分類・使われかたなど、色にまつわるいろいろなこと。

◆ 透明-Clear


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無、理想、繊細、無垢、潔癖、潔白、正義、純粋、硝子、明快、公平、秘密のない、影が薄い、存在感がない

 透明色にまつわるあれこれ

 光が散乱されず材料を通過すること、そのもの自体に色がないことを指すので、厳密にこの色と特定できる色はない。

 透き通っている状態、澄んでいる(濁っていない)状態、すり抜けてしまう状態などを示す。

 白と似て正しさや潔白を示したり、また透けて見えることから公平であること・隠し事のない状態を示すことがある。会計の透明性など。

 英語やカタカナの「クリア Clear」では更に発展して、はっきり見える、汚点(問題)や傷がない状態、きれいになった状態などを指すこともある。クリアに見える、クリアになった、など。
ただし英語で色的な「透明」を指す時は、通常は「トランスペアレンス Transparence」の方を使う。クリアは日本語とは少しニュアンスが違う。先に挙げた物事に対する「透明性」を示す場合も「Transparency」の方を使う。

 製品のデザインなどで中の骨格が透けて見えるタイプのものを「スケルトン Skeleton」と呼ぶ。これは骨格を意味する語から。この場合の表面の透明はクリアに限らず色が付いたものもある。透けて見えるプラスチック素材などがよく使われる。

 色が付いた状態、すりガラス状態、濁った状態は、半透明ともいう。これは言葉で、灰色・グレーと似た使われ方をして、どちらともつかない状態を指す場合もある。似た用語では、光によってどの色にも見えるという虫になぞらえて「玉虫色」なども使われる。

 濁りがなく澄んでいる状態から転じて、いい意味で使われることが多いが、しばしば主体性のなさ、浅はかさ、存在感のなさを示す言葉としても使われる。○○が透けて見えるで、本音や底の浅さが露呈することを示したり、人を示して透明人間という時は、いるかいないか分からない存在の薄さを揶揄したり。

 宝石と意味

 ダイヤモンド:征服されざる者、硬い決意(最も硬い鉱物であることから。モース硬度は10。婚約指輪に使われるのもこのため。ただしモース硬度は引っ掻いた時の硬さなので、傷やゴミが入っているダイヤは割れ安い。4Cのグレードがいいと不純物・内包物も少ないため、割れにくい。婚約指輪でグレードにこだわるのもそれが理由。プラス商業的な理由から)
 水晶:穢れを祓う、クリアにする





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