色、いろいろ - 色彩心理学からファッション、調査・分析、雑学まで、色の意味や分類・使われかたなど、色にまつわるいろいろなこと。

◆ 黒-Black


 イメージ

悲しみ、悲痛、憂鬱、恐怖、災禍、重い、罪悪、厳粛、死、孤独、悪、男性的、夜、暗い、暗黒、不気味、無、中立、腐敗、犯罪者、有罪、穢れ、ファシズム、高級感、富裕層、要注意、敗北、反則、神秘性

 黒色にまつわるあれこれ

 収縮色であり、痩せて見える色。

 白の反対の色。白が無垢や潔癖、無罪を示すように、黒は穢れや有罪を示すことがある。

 また有罪や闇、暗所のイメージから犯罪組織や行為を示すこともある。これは日本にとどまらない。犯罪映画はフィルムノワールとして一時期流行ったが、ノワールはフランス語で黒。その他、ブラックマーケットなど闇組織・闇市場を黒で示す。

 欧米、日本では死の色。一般的な喪服の色。ただし日本では昔は白が喪の色であり、死装束が白いのはそのため。明治以降に黒に決まったそうだが、今でも喪服が白の地域もある。

 黒猫やカラスは死や不幸の象徴として避ける人もいる。

 陰陽思想の太極図は白と黒で描かれている。黒は陰を示す。

 勝ち負けを白黒つけるということもあり、そこから黒は負けを指すこともある。

 裁判官の法服が黒いのは、色のない色(これ以上染まらない色)であるから、中立であるという理由。白無垢の反対の意味。

 世界的に黒の日は不幸な日を示す。1929/10/24ウォール街大暴落は「ブラックサーズデー」(実際は木金月火と4連続)、1987/10/19は「ブラックマンデー」で、1992/9/16のポンド危機「ブラックウェンズデー」。これらは相場下落のことを指す。その他、1970年後の中東の過激派組織と事件「黒い9月」、2003年のキューバの「黒い春」など。

 ゴールドカードより上がブラックカードだが、黒は高級感を与える色、シックな色でもある。高級車には黒が多い。
富裕層を表す色であると同時に、そう見せかけるためにホストや黒服は黒づくめにする。

 腐敗などのイメージからか黒は食欲の湧く色ではないらしい。
海苔や昆布、ひじきは日本やアジアの一部以外では嫌われている食材のひとつ。ゴマもアジア圏以外では、黒いのは普及していないらしい。とは言っても黒い食材が欧米にはないわけではない。イカ墨やキャビア、黒胡椒など色々ある。
(日本では白髪予防に黒ゴマや昆布がいいという俗説があるが、欧米では黒い髪ばかりでないから言われないのか?個人的に気にかかった部分…)

 宝石と意味

 オニキス:魔よけ、迷いを取る、意志力向上
 黒曜石:積極性
 他、ブラックサファイア、黒真珠など





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